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群馬県前橋土木事務所

県前橋土木発注の工事でICT活用施工の現場建学会

2018/03/20 群馬建設新聞

県前橋土木事務所は、国道353号中之沢2工区で進められているICT活用工事の現場見学会を開催した。当日は、20社以上から約40人があつまり、実際に建機を体験しながらICTの利点などを学んだ。

現場は前橋市粕川町中之沢。受注業者は松島工業(前橋市)で、大野工業(前橋市)がICT施工を進めている。

冒頭、前橋土木事務所の秋山晃男係長が「人口減少により、人手の確保と並行して生産性を上げていかなくてはならないという状況では、ICTの活用はこれからさらに高まっていく。きょうの見学会を通して一緒に普及に向けて取り組みたい」と話した。続けて、松島工業の松島社長が「きょうはお忙しい中参加いただき大変ありがたい。ICT活用に向けて情報を共有できれば幸い」とあいさつした。

見学会は、工事の概要をコマツスマートコントラクションの柴山欣也氏が説明。最新のICT機器の状況を解説した。その後、現場で実際にICT建機の実機体験やレーザースキャナー体験を実施。建機の体験では、資格を取って1カ月程度の女性オペレーターが、ブルドーザーを運転しブレードの自動制御により簡単に整地できることなどを実演した。

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