北陸国道協議会は、長岡市内の長岡グランドホテルで2018年度総会を開催した。
新会長に高橋邦芳村上市長を選任し、北陸3県の52市町村が連携して国道の整備促進に関する要望活動を展開する決意を確認した。
高橋会長は「道路行政の予算確保は厳しい状況。災害が頻発し今冬の大雪でも難儀した。地域住民の生活を支えるため、道路の維持継続や新設、改良に向けた国、県への要望は大事。一生懸命努めたい」と抱負を語った。
続く要望会では災害対策やネットワーク整備、道路施設の安全性確保、雪対策、道の駅整備等8項目を盛り込んだ要望書を、構成市町村5ブロックの代表が小俣篤北陸地方整備局長などに手渡し、道路整備の推進を強く求めた。
国土交通省から職員12人を招いて開かれた意見交換会では燕市、柏崎市などが整備途上の道路に関する早期の全線開通や4車線化、イノシシ進入を防ぐレールの設置を要望。また、ロードヒーティングの導入検討やネクスコとの連携強化も含め、大雪での渋滞対策を望む声が多く集まった。
【写真=2018年度総会を開催】