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千葉県海匝農業事務所

6号橋で実施設計/県海匝農業/広域農道東総台地Ⅱ期を推進/事業進捗率は32%に

2018/06/26 日刊建設タイムズ

 県海匝農業事務所は、広域営農団地農道整備事業東総台地Ⅱ期地区で本年度、事業費3億8268万円を投入し、上層路盤工600m、流末排水路工1400m、6号橋と調整池の実施設計などを行う。総事業費16億3700万円に対し本年度末までに5億1593万円を投入する予定で、本年度末の進捗率は32%を見込む。

 6号橋は、銚子市新町地先で谷津田を横断する橋梁。橋梁の規模は橋長約110m、総幅員約8・7m。上部工の形式は3径間鋼桁橋。橋台は逆T式、橋脚は張り出し式橋脚2基を予定。

 昨年度から予備設計を実施中で、7月末に完了する予定。設計は和合建設コンサルタント(千葉市中央区新宿2―3―6)が担当。

 同地区は2016年度で事業計画を変更。Ⅱ期地区のうち未整備の約1・3㎞区間について、地方創生道整備推進交付金を活用し、21年度までに総事業費16億3700万円を投入し整備する。

 東総台地地区の事業期間は92~21年度。銚子市から旭市を通り東庄町に至る総延長1万1810m(うち農道事業施工区間1万620m、他事業区間1190m)、幅員7・5m(車道幅員6・0m)の道路を整備する。関係市町は銚子市、旭市、香取郡東庄町。受益面積は2590ha。総事業費は114億1600万円を見込む。

 事業の進捗は、03年8月1日に1期地区約3㎞、15年8月3日にⅡ期地区の県道銚子旭線猿田町地先から小長町の市道に通じる約0・8㎞、小長町から東庄町小南に通じる約2・8㎞の供用を開始。16年3月30日には、市道30297号線新町地先から県道銚子旭線猿田町地先までの区間約2・5㎞が供用。残る県道飯岡松岸停車場線新町地先から市道3029号線新町地先までの約1・3㎞について、16年度で事業計画変更の手続きを行い、17年度から5か年で事業を実施することになった。

 同地区の事業計画は次の通り。

 【全体計画】

 ▽総事業費=16億3700万円▽事業量=①農道全体延長L1384m(道路工L1277m、橋梁工1か所)②測量及び試験費③用地買収④借地料⑤立木補償等⑥工事雑費

 【17年度まで】

 ▽事業費=1億3325万円▽事業量=①仮設道路工事5400万円②測量及び試験費7400万円(路線測量、土質測量、道路実施設計、流末排水路測量、流末排水路設計)③補償費200万円④工事雑費325万円

 【18年度】

 ▽事業費=3億8268万円▽事業量=①道路工事2億9235万円(上層路盤L600m、路体盛土工、流末排水路工L1400m)②測量及び試験費4100万円(調整池実施設計、6号橋梁実施設計)③用地買収3200万円④借地料300万円⑤立木補償500万円⑥工事雑費933万円

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