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新潟県長岡市

坂之上町地区再開発事業都市計画決定へ

2018/06/27 新潟建設新聞

 長岡市は、大手通坂之上町地区における第一種市街地再開発事業に伴う都市計画決定の概要を明らかにした。集合住宅、北越銀行、商工会議所、駐車場の4棟構成で整備する「米百俵プレイス(仮称)」は2019年度に実施設計を進め、事業認可や事業費用の国庫補助獲得を目指す。

 再開発事業が決定した区域は大手通2、坂之上町2、東坂之上町2、表町2の各一部で、旧大和長岡店周辺エリアの約1・7ha。周辺道路は幹線道路の3・2・1長岡停車場線約148m、区画道路の市道405号線53m、406号線171mが整備済み。

 17年11月策定の長岡市中心市街地活性化基本計画や上位計画の長岡都市計画・都市計画区域の整備、開発および保全の方針、長岡市都市計画マスタープランとの整合を図り、官民連携でのまちづくり政策に合致する事業。

 事業施工者のURが4月に基本計画等を発注。松田平田設計が1250万円で受注し、12月末を期間に業務を進めている。

 総事業費約264億円のうち長岡市の投資額は67億円。整備効果として建設投資の生産波及効果を397億円(除却・建築費用×生産誘発係数1・61)、ストック効果を377億円(建設投資額×B/C1・53)、税収効果15億円と見込む。

 市では都市計画審議会に諮り、知事協議の後7月上旬の決定告示を予定。

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