建災防長野県支部伊那分会(唐木和世分会長)は20日、伊那労働基準監督署や長野県土木施工管理技士会伊那支部と共催で、本年度の三大災害絶滅推進集会を建設業協会伊那支部大会議室で行った。当日は分会員からおよそ120人が集結。ゼロ災に向けて決意を新たにした。
冒頭のあいさつで唐木分会長は「企業のトップが強いリーダーシップをとりそれぞれの企業の実状に沿う安全計画を策定して自主的な安全衛生管理活動をお願いしたい。建設産業に従事する皆さまが一丸となって労働災害を絶対起こさない強い決意を持って労働災害ゼロへ向けてお互い努力していこう」と呼びかけた。続いて伊那労働基準監督署の柴崎正彦署長は「労働災害には基本的ルールが守られず発生している事例が多い」と基本的ルールの徹底を繰り返し強く求めた。
安全講話で伊那労基署の鷹取正紀氏が建設工事における労働災害防止について、その後、安全パトロールの事例発表を辰野・箕輪、南箕輪、伊那市、駒ヶ根・宮田、飯島・中川の5ブロック別に行い、決意表明を伊那分会宮田村ブロック安全指導者の加藤英明氏が高らかに読み上げた。
【写真=唐木分会長】