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埼玉県さいたま市

さいたま市が与野焼却場跡地で公園整備の方針

2018/07/02 埼玉建設新聞

 さいたま市は2013年に解体が完了したごみ処理施設のクリーンセンター与野跡地(中央区上峰1-13-1)について、一部を街区公園として整備する方針を固めた。順調なら年内に都市計画を変更し、19年度に実施設計、20年度に工事へ着手することを想定。敷地面積5615・12㎡のうち、南側の約2900㎡を事業用地として考えている。

 残る北側約2700㎡の利活用方法は現時点で未定。地元自治会からは多目的広場整備の要望が上がっているという。

 現況はさら地となっているが、都市計画上で「ごみ焼却場」に定められたままであるため廃止する方針。10月に都市計画案の縦覧を行い、11月に予定する都市計画審議会を経て12月ごろに都市計画変更の告示を目指す。変更後は準工業地域とする予定。

 クリーンセンター与野は1972年に稼働(当時は与野市ごみ焼却場)を開始し2002年に停止。その後は清掃事務所として利用していたが10年に閉鎖、11年から施設の解体を行った。

 市の計画から同所に新たなごみ処理施設を建設する必要性がないと判断したこと、周辺に街区公園が不足していることなどから、跡地の利用方針を決めた。

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