記事

事業者
茨城県結城市

JSと協定締結/協定額は2・8億円/下水浄化センター改築更新

2018/07/04 日本工業経済新聞(茨城版)

 結城市はこのほど、下水浄化センターの改築更新工事で、日本下水道事業団(東京都文京区)と工事委託協定を締結した。協定額は2億8880万円。工期は2019年12月28日まで。スクリーンかす設備などの機械設備と、付随する電気設備の改築更新工事を実施する計画だ。

 同センター(中1517)は終末処理場として1978年に供用を開始。規模はRC造地下2階地上3階建て、延べ1125㎡。排除方式は分流式で、処理方式は標準活性汚泥法。処理能力は1日当たり最大1万5000立方m。

 主要部分の老朽化や、機器などの経年劣化が進行していることから、公共用水域の水質保全を図るため、施設の長寿命化を推進している。

 工事内容はスクリーンかす設備、沈砂池設備、用水設備などの機械設備と、それらに付随する電気設備の改築更新。

 機械設備では主に、スクリーン室の流入ゲート2門、スクリーンかす搬出機1式、曝気沈砂池の流入ゲート2門、No.1、2井戸の揚水ポンプ2基を設置する。

 一方の電気設備では、スクリーン室の流入ゲート現場操作盤1面、自動除じん機現場操作盤1面、曝気沈砂池のコントロールセンター、補助継電器盤、送風機自動制御盤、送風機現場操作盤の各1式、No.1、2井戸の現場操作盤2面を整備する計画だ。


 【写真=センター平面図】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら