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松本土建が安全大会

2018/06/30 長野建設新聞

松本土建株式会社(大池太士社長、本社=松本市島立)は25日、本年度の安全大会を松本市内の松筑建設会館で開いた。当日は同社の社員をはじめ安全協議会会員企業ら200人を大きく上回る参加者が集結。全社労働安全衛生目標である「事故は絶対に起こさない」のもと、参加者全員で無事故無災害へ決意を新たにした。

冒頭の総括安全衛生管理者挨拶で大池社長は「将来にわたり建設業としての使命を果たすためにも生産性を重視した働き方改革とあわせて人命尊重と職場の環境改善にはこだわり続けなければならない」とし、「安全衛生教育等の充実を図り、さらに毎日の安全施工サイクル活動の推進によって『事故は絶対に起こさない』の最終目標に向かい、一層の協力を」と呼びかけた。

来賓には同社産業医を務める丸の内病院の佐藤忍内科科長と同社の安全協議会建築部会副会長を務める滝澤工務店の滝澤文雄社長がそれぞれ祝辞を送った。その中で滝澤社長は「働き方改革により工事に携わる一人ひとりがより大切な存在になっており、それが労災で失われるようなことは絶対にあってはならない」と強く訴えた。

安全表彰として建築工事関係で木材試験棟ほか建築工事の現場代理人の大澤隆春氏、協力業者として中村興業、朝日村新庁舎建設工事の現場代理人の山崎学氏と監理技術者の野本治彦氏、協力会社として斉藤木材工業と下平工務店。土木工事関係で中部横断自動車道前山地区改良4工事の監理技術者の竹田哲明氏と現場代理人の牧羽宣明氏。協力業者の佐久総合と堀籠重機。中部横断自動車道前山大沢地区改良3工事の監理技術者の小出澤史樹氏と現場代理人の横山史郎氏。協力業者の麻生フォークリフト東日本事業部。大池社長からそれぞれに表彰状が手渡された。

その後、3現場の安全対策事例発表や松本市の中央保健センターから歯科衛生士と栄養管理士を講師に招いた特別講演なども行われ、松本土建社員を代表して土木事業部の小林匠己さんが高らかに安全宣言、参加者は安全の重要性を再認識した。

安全大会

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