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建設業労働災害防止協会長野県支部木曽分会

木曽分会が三災絶滅集会と総会

2018/07/06 長野建設新聞

建設業労働災害防止協会木曽分会(加藤晋悟分会長)は3日、三大災害絶滅推進集会と第23回通常総会を木曽建設会館で開き、三大災害絶滅へ決意を新たにした。

三大災害絶滅推進集会の冒頭、砂山右近副分会長は「安全週間の今年のスローガンの通り、トップの姿勢と現場の一人ひとりが社内安全教育はもとより各現場で行われる作業の打ち合わせや忠実な安全作業の確認が事故防止に役立つ。また創意と工夫で今までと違った形で現場を見つめなおしてほしい」と呼びかけた。

続いて県木曽建設事務所の米倉所長は「発注者としても安全な施工に配慮した設計や適正な工期を心がけているが、受注者の皆様にも現場における安全管理等何か感じた点は積極的に協議してほしい。双方の協力と信頼関係で工事を進めることが三大災害の撲滅に重要」との考えを示した。

続いて、労働災害の現状について成澤労働基準監督官、不安全行動について木藤労働災害防止指導員、電気事故防止について中部電力木曽電力所送電係がそれぞれ講話を行った(写真㊤)。大会の最後に、新井安全指導者が中心となり全員で決意表明、災害を絶対に起こさないよう一層の努力をしていくことを誓った。

その後、木曽分会の第23回通常総会が開かれた。砂山副分会長は「建設業は厳しい状況が続いているがこのような中で事故を起こすと会社は厳しい状況に陥る。安全に留意し建災防としての活動をしっかりと進めていきたい」とあいさつ。任期満了に伴う役員改選では加藤分会長が再任されたほか、副分会長に青木孝尚氏が新任された。

本年度から2カ年の役員は次の通り。※敬称略

◇分会長=加藤晋悟(加藤組)

◇副分会長=青木孝尚(木曽土建工業※新任)

◇理事=奥田和彦(奥田工業)、大沢謙一(名工土木)、砂山右近(山一建設)、杉山一樹(大宗土建)

◇監事=澤口和実(澤口建設)、田口陽一(田口土木)

◇安全指導者=新井好文(大宗土建)、原裕(木曽土建工業)

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