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新潟県長岡市

ながおか花火館(仮称)建設は10億9000万で中越JV

2018/08/01 新潟建設新聞

 長岡市は設計・施工一括発注方式(DB方式)を採用する道の駅「ながおか花火館(仮称)」建設工事で高度技術提案型総合評価方式による一般競争入札を7月30日に執行し、10億9500万円で入札した中越興業・ダイエープロビス・NNCエンジニアリング・大原電業JVに決定した。入札には3JVが参加し、技術評価点、価格評価点とも同JVが1位を獲得。


 入札では予定価格に11億5000万円、調査基準価格に8億500万円を設定。同JV以外に大石組・山﨑組・越後交通工業・水澤電機JV、渡長建設・池田組・新潟施設・長岡電業JVが参加した。

 整備場所は喜多町地内にある全体敷地約2万9400㎡のうち、本事業対象の約8300㎡。情報発信施設1000~1500㎡、地域振興施設1500~2000㎡、多目的広場2000㎡などを整備する。工期は2020年6月11日まで。

 対象施設(建築施設)の面積は▽花火館1400㎡▽レストラン300㎡▽搾乳室20㎡▽地場産品・土産販売・催事スペース600㎡▽日用品・飲食品・雑誌等販売200㎡▽フードコート680㎡―程度を想定。事業地の中心に多目的広場2000㎡やトイレ・休憩所400㎡を設置し、駐車場は国の整備分と合わせて2万㎡を確保する。

 敷地の外周部は景観に配慮した緑地整備を行う。雪対策では井戸1カ所を掘削し、節水型散水消雪施設を設置する。

 また本事業とは別に敷地周辺で上・下水道やガス管の延長工事、国道8号、市道日越73号線の歩道・車道分流路整備も予定している。

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