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群馬県吉岡町

林道粟籠井堤線整備に着手

2018/08/04 群馬建設新聞

吉岡町は2018年度から上野田地区に整備する林道粟籠井堤線の開設工事に着手する。発注は10月に行う方針。現在、延長など詳細を調整している。まとまり次第、指名通知する。

林道粟籠井堤線は上野田地区にあるおもちゃと人形自動車博物館の南側を走る。長岡方面から榛東博物館の裏手を流れる滝沢川に向かって伸びる。全長は712・6m、幅員4m。18年度は約350m分を実施する方針で積算等の準備を進めている。

路線内には擁壁工やボックスカルバートの設置などが計画されているが、18年度分の施工箇所には含まれない。伐木や土工による開設工がメインになる。これら構造物の詳細はこれからまとめる。当初は19年度までの2カ年で整備を完了させる予定だったが、整備する構造物の規模によってはそれ以上かかる見通し。設計や調査業務は技研コンサル(前橋市)が担当している。

現在の計画では滝沢川の直前までのつっこみ線形となっている。将来的には滝沢川を渡る橋を架け、主要地方道前橋伊香保線に接続したい考え。

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