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R289八十里越開発促進期成同盟会、5年以内の全線開通へ

2018/08/07 新潟建設新聞

 国道(289号)八十里越地点開発促進期成同盟会(会長=國定勇人三条市長)は7月31日に総会を開き、5年以内の全線開通を見据えたさらなる連携強化を申し合わせた。任期満了による役員改選では、國定会長、菅家三雄副会長(福島県只見町長)の続投を承認した。

 國定会長が「この事業もあと一歩のところまで来た。多くの人の願いが込められた道路を2023年度には完成させたい」とあいさつ。

 菅家副会長も「多くの人の支えがあり今日がある。やっとゴールが見える位置までたどり着いた」と思いを語った。

 18年度の事業計画は①未改良区間の事業促進②国土交通省施工区間のトンネル、橋梁の工事促進③来年度国家予算の大幅増額要望④新潟・福島両県の予算確保―を重点項目に掲げる。

 事業報告では「R289フルコース踏破」を説明。福島県只見高校の生徒が、自転車によるリレー方式で新潟市から福島県いわき市まで約300kmを走り事業をアピールするもので、本年度も7月28、29日に実施。

 総会後の事業概要説明会では、北陸地整と両県の担当者がこれまでの取り組みを紹介した。前年度末までの進捗率は、北陸地整84%、新潟92%、福島86%。


【写真=「あと一歩のところまで来た」と國定会長】

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