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吉岡北陸地整局長と花角新潟県知事が県内直轄事業で懇談

2018/08/09 新潟建設新聞

 吉岡幹夫北陸地方整備局長と花角英世新潟県知事との懇談会が8日に新潟県庁で開かれ、県内の直轄事業や防災・減災対策、持続可能な建設産業などについて意見を交わした。防災・減災対策には西日本豪雨などを踏まえて、これまで以上の対策を検討するほか、持続可能な建設産業に連携した取り組みを進めることで一致した。

 非公開で行われた懇談会後に、吉岡局長は「西日本の豪雨災害を踏まえた防災対策に緊密な連携を図る」とし、花角知事も「これまでの対策では足りない状況が出てきており、もう一段高いレベルでの防災対策を考えていくことで一致した」と説明。

 さらに災害時には地域の守り手となる建設産業について花角知事は「冬場の除雪作業や自然災害で、最後に頼りになるのは地域の建設産業である。持続可能な建設産業に適切な検討をお願いしたい」と述べた。

 吉岡局長は「働き方改革に向けた週休2日やICTの導入を図るため県をはじめ県から市町村への協力をお願いしたい」と要請した。

 このほか、県内で事業が進む日沿道朝日温海道路や大河津分水路の改修などをはじめ、県内直轄事業の進捗へ予算確保や用地取得などで協力していくことを改めて確認した。


【写真=県内事業で懇談】

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