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大町にサントリー天然水工場

2018/09/12 長野建設新聞

サントリー食品インターナショナルは(小郷三朗社長、本社=東京都中央区)は7日、大町市の牛越徹市長と工場立地協定書に調印した。

同社の主力商品「サントリー天然水」は年間販売数量1億ケースを超え、現在、南アルプス(山梨県)、阿蘇(熊本県)、奥大山(鳥取県)の3エリアで製造してきたが、さらなる安定供給体制を構築するため、4つ目となる水源の選定作業を進めていた。

同社が用地を取得するのは大町市常盤西山地区の約41万m2。ここへ「サントリー天然水」の製造棟・倉庫棟などを整備する。年間生産能力は1000万ケースを予定。着工予定は来年春、稼動予定は2020年末としている。投資額は百数十億円規模となりそうで、生産工場のほか県産の食材を味わえる食堂や研修にも利用できる多目的施設を設けるなど「体験型施設」とする考え。

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