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県設備設計事務所協会が技術講習会、70人超が熱心に聴講

2018/10/04 新潟建設新聞

 新潟県設備設計事務所協会(渋谷周策会長)は9月28日、新潟市内の新潟県トラック総合会館で本年度の第3回技術講習会を開いた。当日は会員企業のほか、自治体職員など70人を超える参会があった。

 冒頭、あいさつに立った渋谷会長は「ことし9月の北海道胆振東部地震に伴う大規模停電、首都圏における停電を起因とした鉄道の運休など、ライフラインの途絶えが大きな問題となっている。本日はその停電のメカニズムや対策、さらには各種設備に関する新技術・新製品の紹介などが予定されており、技能集団のわれわれにとって、非常に役立つ内容となっている。本日の講義を聞き、日ごろの業務に役立ててほしい」と呼びかけた。

 講義へと移り、山洋電気が停電・瞬低の発生メカニズムや電源トラブルへの対処法などを説明。休憩を挟み、ダイキンHVACソリューション新潟がガスと電気のハイブリッド空調機、業界初となる低GWP冷媒R―32を搭載したモジュラーチラーを披露したほか、サンポットが十日町市の川西中学校と松之山中学校へ導入した石油暖房の集中制御システムを、続く新日鐵住金は六価クロムを含まない耐食性、耐候性にも優れたクロメートフリー表面処理鋼板をそれぞれ紹介した。


【写真=新技術などを学んだ】

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