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(社)日本道路建設業協会

防災訓練を実施、管内6ブロック連携

2018/10/23 新潟建設新聞

 日本道路建設業協会北陸支部(上條桂一支部長)は18日に防災訓練を実施し、情報伝達や資器材調達業務を確認した。支部会員全32社、66事業所から85人が参加した。

 同日の午前9時に富山県東部(跡津川断層帯)でマグニチュード6・8の地震が発生し、管内の道路施設が被災したと想定。北陸地方整備局から応急復旧要請を受け、9時20分に災害対策本部を設置した。上条支部長の「直ちにブロック責任者へ連絡せよ」の号令とともに、事務局から一斉に管内6ブロックの責任会社へ電話で要請内容を伝達した。

 各ブロックは責任会社(1社)副責任会社(2社)構成会社(7~14社)で組織。責任会社から連絡を受けた副責任会社、構成会社は手分けしてブロック内で資器材保有状況の把握に取り掛かった。

 被災状況をブロックごとにそれぞれ設定し、作業者による現地参集など実践的な内容を盛り込んだ。上越・石川の両ブロックでは富山県ブロックへの応援を想定した訓練を行った。


【写真=事務局から一斉に責任会社へ連絡】

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