記事

事業者
国土交通省関東地方整備局(建設)

関東整備局が11月の事故防止強化月間に定める

2018/11/01 埼玉建設新聞

 関東地方整備局は11月を工事事故防止強化月間に定め、実施要領に基づき管内関係事務所へ通知するとともに、関係業団体に協力を要請し重点的に安全対策へ取り組んでいる。11月は稼働件数が増加することもあり、2017年度は10件の工事事故が発生した。同局では工事事故事例集を作成、17年4月~18年6月に発生した事例を発生形態別に分類し類似事故の防止に役立ててもらう。

 同局管内における工事事故発生状況は18年4~9月は27件だった。17年4~9月の発生件数は29件で2件の減少となったが、18年度は作業員の死亡事故が2件発生した。6月14日に都内で行われた建築工事で落下してきた空調用ダクトの下敷きになり1人が死亡した。9月19日には山梨県内での電気設備工事でハンドホールの据え付け作業中に発生した土砂崩壊で1人が死亡した。

 18年度の事故発生状況の詳細や工事事故事例集については、同局ホームページに掲載している。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら