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第一建設工業の「断面修復乾式吹付工法」にMade in新潟優秀技術表彰

2018/11/28 新潟建設新聞

 新潟県生まれの新技術を一挙に紹介するMade in 新潟新技術(土木・建築)展示・発表会が24日に新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。県内企業39社が開発した新潟生まれの79技術が一挙に紹介されたほか、本年度の優秀技術表彰に選定された第一建設工業の「断面修復乾式吹付け工法」の表彰式が執り行われ、益田浩新潟県副知事より表彰状が授与されるとともに、受賞技術の発表も行われた。

 同社の高木言芳社長は「コンクリート構造物の老朽化、劣化が注目される時代。既存の構造物、コンクリートに命を吹き込み、よみがえらせる技術であり、引き続き構造物の長寿命化、延命化などさまざまな分野で貢献していきたい」と語った。

 優秀技術表彰制度は、前年9月1日~本年8月31日までの期間に、ゴールド技術およびプラチナ技術に登録されたものが対象で、特に優れた技術を表彰することで情報発信し、県内外問わず活用を促進する。同社の技術は、ことしプラチナ技術に認定されている。

 また展示・発表会では、国土技術開発賞の20周年記念賞を受賞した高橋土建の「ネプラス工法」の技術発表や5社の5技術の発表も行われるなど、建設、行政関係者で大いににぎわった。

 益田浩新潟県副知事は「新潟生まれの新技術に理解を深めて自身の現場で活用いただき、技術力の向上と地域の建設産業の発展につなげてもらいたい。県としても新技術が使いやすい環境整備を進め、より一層の普及を目指す」と語った。


【写真=優秀技術を表彰】

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