関東地方整備局は5日、さいたま新都心合同庁舎2号館共用会議室501で第10回建政部セミナーを開いた。『公民連携まちづくり~行政と民間の視点から~』をテーマに整備局職員や自治体職員など約200人が聴講した。MYROOMの倉石智典氏とさいたま市宮本恭嗣氏が講師を務めた。
あいさつに立った小林正典建政部長は「本日は若手の担当者レベルの方が多くお越しになっている。長野県で空き家のリノベーションに取り組んでいる倉石さん、民間企業での経験もあり現在はさいたま市の行政職員として活躍されている宮本さんをお招きしている。有意義な時間としていただきたい」と話した。
前半は空き家の仲介・リノベーションを専門とし、長野市を中心に空き家などのリノベーション・まちなかのにぎわい創出を手掛けている倉石智典氏が『長野・門前暮らしのすすめ』をテーマに講演を行った。
後半は各地で公民連携の仕組みづくりなどに取り組み、さいたま市公民連携事業の企画立案などを担当している宮本恭嗣氏が『都市経営と公務員~公務員の役割と可能性を考える~』をテーマとして説明した。
【写真=整備局職員や自治体職員など約200人が聴講した】