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千葉県匝瑳市

40年間で事業費約287億円/匝瑳市/学校長寿命化計画を策定/4期で大改造や改築など

2018/12/13 日刊建設タイムズ

 匝瑳市教育委員会は「匝瑳市学校教育施設長寿命化計画」を策定した。計画期間は2018~58年度の40年間。対象となる施設は小学校10校、中学校3校、幼稚園2園の合計15施設。計画期間を10年ごとに区切り、第1期(前期)、第2・3期(中期)、第4期(後期)に分け、学校ごとに改築、大規模改造、長寿命化改修、部位修繕の4工種で整備内容をまとめた。40年間の総事業費は約286億円を見込む。

 第1期(18~27年度)では、劣化状況調査のD・C評価の部位修繕、築40年を経過した建物の長寿命化改修、築20年を経過する建物の大規模改造を実施する。第2期(28~37年度)と3期(38~47年度)は、築40年を迎える建物の長寿命化改修、築20~60年を経過する建物の大規模改造を中心に実施。第4期(48~57年度)は、築80年度を経過する建物の改築、体育館の長寿命化改修、築60年を経過する建物の大規模改造を中心に整備する。

 事業費は1期約77億1183万円、2期約72億1043万円、3期約56億7598万円、4期約80億9269万円の総額286億9094万円を見込む。

 大規模改造及び改築の計画は、第1期の前期(18~22年度)に事業費46億8451万円で平和小屋体、豊和小屋体、八日市場第二中校舎、野栄中屋体の大規模改造など、後期(23~27年度)に事業費30億2731万円で八日市場小校舎、須賀小校舎、共興小校舎の大規模改造などを実施する。

 第2期は、前期(28~32年度)に事業費32億8731万円で八日市場小屋体、豊栄小屋体、須賀小屋体、豊和小校舎の大規模改造など、後期(33~37年度)に事業費39億2312万円で椿海小校舎2棟と屋体、豊栄小校舎、共興小屋体、吉田小屋体、栄小屋体、野田小校舎及び屋体、八日市場第二中屋体、野栄中校舎の各大規模改造などを実施する。

 第3期は、前期(38~42年度)に事業費36億816万円で平和小校舎、八日市場小校舎、須賀小校舎、共興小校舎2棟、吉田小校舎、栄小校舎の大規模改造など、後期(43~47年度)に事業費20億6781万円で平和小校舎、八日市場第一中校舎、八日市場第二中校舎の各大規模改造などを実施する。

 第4期は、前期(48~52年度)に事業費32億1177万円で椿海小校舎、豊栄小校舎、豊和小校舎、野田小校舎、八日市場第一中の校舎と屋体、八日市場第二中の格技場、野栄中校舎、のさか幼稚園園舎の大規模改造と豊和小校舎の改築、後期(53~57年度)に48億8092万円で椿海小校舎、豊栄小校舎、八日市場幼稚園園舎の大規模改造と椿海小校舎2棟、野田小校舎の改築を予定する。

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