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JA新潟県厚生連

福田組に決まる 村上総合病院の移転新築

2018/12/22 新潟建設新聞

 新潟県厚生農業協同組合連合会(JA新潟県厚生連/新潟市中央区東中通一番町86-109)は19日、村上総合病院移転新築工事の落札者を福田組に決めた(落札金額は非公開)。これにより2019年1月10日に起工式を執り行い、着工。20年夏の引き渡し、20年10月の開院を目指す。

 


 

 入札には福田組、熊谷組、大成建設、戸田建設、清水建設の計5社を指名していた。本入札は10月18日に指名競争入札を行ったが不落に終わったことから、今回の入札では技術提案を受け付け審査した上で、競争参加者を決定し、各競争参加者が提案に基づいて入札を行うVE方式を採用し再入札を行った。    

 新病院はRC造地上5階建て・塔屋2階建て(屋上ヘリポート)、延べ床面積2万2945・04㎡、建築面積7666・61㎡でエレベーター7基の設置を予定する。また別棟としてエネルギー棟RC造2階建て、409・40㎡、院内保育所S造平屋建て、床面積129・57㎡、車庫棟S造建てなどを設ける。このほか一般駐車場342台、職員駐車場170台、緑地、調整池なども整備する。

 全体の敷地面積は3万7443・12㎡。このうち病院敷地は2万9650・46㎡、院内保育所などが設置される敷地は4998・17㎡、雨水排水調整池の敷地は2794・49㎡となる。 

 全体事業費は132億2800万円。うち工事費(用地および補償費を含む)99億2900万円、設計管理費に2億3300万円などのほか、器械備品費29億7000万円、その他関連費に9600万円を見込む。

 建設場所は、JR村上駅西側の村上市緑町地内。

 設計については、石本建築事務所(東京都)が担当した。


【2020年10月の開院を目指す】

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