「建設業に係る法令遵守等講習会」が21日、松本市の松筑建設会館で開かれ、国土交通省関東地方整備局や県建設政策課の職員が講師を務め、参加した県内の建設業者ら95人は改めて理解を深めた。
この講習会は県、関東地方整備局、長野県建設業協会、建設業振興基金の共催により毎年開催しているもの。主催者を代表して県建設政策課の松澤繁明課長は「本日の講習会を契機に建設業の一層の取引適正化とキャリアアップシステムの普及促進により建設業の発展につながることを期待している」と述べた。
講習は建設業の適正な取引の確保について関東地方整備局建設産業調整官の赤羽武彦氏、建設職人基本法に基づく建設工事従事者の安全と健康確保に関する長野県計画について県建設政策課課長補佐の小原徹氏、建設キャリアアップシステムの構築と政策展開について関東地方整備局建設産業第一課長の北埜順氏、建設キャリアアップシステムの利用方法について建設業振興基金の石原寛之氏がそれぞれ説明した。
【写真=あいさつする松澤課長】