群馬県コンクリート構造物補修補強協会の設立総会が１月29日に群馬建設会館で開催され、設立準備委員会代表の小林祐介氏が会長に就任した。小林会長は「目的・事業が円滑に進むよう皆さんと協力しながらやっていきたい」と意気込みを語った。

同協会は、既存コンクリート構造物の補修・補強工法の普及および各種構造物を総合的に維持管理できる技術者の育成や技術の継承につなげる機関として社会に貢献できる会となることを目的に発足した。

総会に先立ち小林会長は「社会資本整備が更新時期を迎え、スクラップアンドビルドから維持メンテナンスの時代になっている。特に橋梁やコンクリート構造物においては喫緊の課題。また、自然災害が起こる中で、安全安心な社会基盤を整備するのは建設に携わる企業の一つの使命と考えている。今後は、市場のニーズを捉え、工法の普及、管理技術力の向上に努めていく」とあいさつした。

議事では会則案や役員選出、２０１８年度事業案などを審議し、全会一致で可決した。

役員および会員社は次のとおり（敬称略）。

【会長】

◇小林祐介（小林工業）

【副会長】

◇山本宏（新和建設）

【監事】

◇塩原聡（塩原建設）

【事務局】

◇桐山裕次（太陽コンクリート工業）

【会員】

◇小林工業（前橋市）◇サンクリエイション（茨城県境町）◇塩原建設（前橋市）◇新和建設（千代田町）◇太陽コンクリート工業（高崎市）