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国土交通省大宮国道事務所

大宮国道事務所などが通学路事故公開討論会

2019/02/07 埼玉建設新聞

 大宮国道事務所と国際交通安全学会は1日、大宮ソニックシティ小ホールで通学路Vision Zeroシンポジウムを開催した。本省職員、自治体職員、交通安全母の会会員など約300人が集まり、通学路における交通事故ゼロを目指す上で、効果的・効率的な取り組み事例などを学び気持ちを新たにした。

 シンポジウムに先立ち国際交通安全学会の鎌田聡専務理事は「学校、行政、警察含む多くの方にご参加いただき心強い。連携することで効果が高くなり、本日はひとつの契機となるよう期待している」とあいさつした。

 プログラムに入り、久保田尚埼玉大学大学院理工学研究科教授が写真や映像を用いて通学路における事故の現状や有効な対策方法などを分かりやすく説明した。また担当者が通学路総合交通安全マネジメントの手引きやガイドラインを伝えた。さらに新潟市や沖縄県浦添市、草加市の担当者が事例を示したほか、県警交通規制課の担当者が通学路における歩行者優先信号機の整備について報告した。大儀健一大宮国道事務所長が今後の取り組みを紹介した。


【写真=約300人が集まり気持ちを新たにした】

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