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茨城県美浦村

美浦村が19年度予算で大谷小給食室改築に2・7億

2019/03/27 日本工業経済新聞(茨城版)

 美浦村(中島栄村長)の2019年度当初予算が明らかになった。主なものでは、大谷小学校の給食室改築事業に2億7019万8000円、道路新設改良事業に1億5073万3000円、大谷小のエレベーター設置事業に5751万4000円、つくば霞ヶ浦りんりんロード環境整備事業に3782万3000円、光と風の丘公園のロッジハウス改修事業に1322万円を計上した。

 一般会計の総額は57億5700万円で、前年度から4・4%(2億6300万円)減少した。普通建設事業費も屋外防災無線整備工事の完了などにより、同41・2%(3億8026万7000円)の減。

 大谷小(興津366)では、給食室の改築とエレベーターの設置に取り掛かる。

 まず給食室改築は工事費2億1584万2000円、工事監理費705万6000円、機械器具購入費4730万円。敷地内の中庭にS造平屋、約330㎡の規模で想定している。調理能力は500食。

 エレベーター設置は工事費5569万3000円と工事監理費182万1000円。校舎と新給食室の間に11人乗り1基を整備する。

 設計はいずれも㈱増山栄建築設計事務所(つくば市)が策定。工事発注は一括か分離かは未定。

 光と風の丘公園(受領1470)では、宿泊用ロッジハウス4棟の改修工事に1322万円。屋根や窓枠などの改修で、ロッジはW造2階建て、延べ81・92㎡。

 道路関係では新設改良事業に1億5073万3000円。村道整備の対象は1177号線(L200m)、204号線(L360m)、2239号線(L300m)、105号線(L300m)、1576・1578号線(L230m)、102号線(L400m)の6路線。

 排水整備の対象は1150号線(L150m)と2159号線(L126m)の2カ所。

 また新規で、つくば霞ヶ浦りんりんロードの環境整備に3782万3000円を付け、矢羽根などの路面標示を、延長15・7㎞のうち1264カ所で施工する。発注の際は3件ほどに分割するようだ。

 さらに橋梁の長寿命化修繕計画の策定には1100万円を予算化した。

 特別会計では、公共下水道事業が6億8220万円。前年度より18・5%(1億5400万円)の減。19年度は布佐地区の一部と郷中地区の一部の延長約1300m(口径75~200㎜)を整備する。

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