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(社)埼玉県電業協会

埼電協が新入社員研修会を開催

2019/04/09 埼玉建設新聞

 埼玉県電業協会(岡村一巳会長)は、2日から4日までの3日間にわたり2019年度新入社員研修会を建産連研修センターで開催した。参加者は30人。初日は井島鈴子氏が「ビジネスマナーの基本と社会人意識」について説明。続く2日間はケイ・教育企画サポート事務所代表の小泉一夫氏を講師に迎え、「労働安全衛生法に基づく雇い入れ時安全衛生教育」について指導を受けた。

 同協会では1企業では難しい初期重点教育をバックアップすることで、社会人として第一歩を踏み出す新人をサポートしている。

 開講式で佐野雄一朗人材育成委員長は「学校では先生に教えてもらっていましたが、社会人になったら先生はもういません。会社の先輩方が経験してきたことを伝えてもらい、それを吸収して自分のスキルを高める。自分を磨き上げることを心掛けて、社会人としてのスタートを切っていただければと思います」とエールを送った。

 初日は社会人としての心構えと自覚を身に付け、企業で働く意味を理解してもらうため、職場でのマナーやエチケットを学び、電話応対や来客対応の基本などを実践。

 井島氏は「早期戦力として活躍できるようお手伝いをさせていただきます。皆さんのフレッシュな気持ちと、私の皆さんへの思いが1つになった研修にしたいと思います。社会から感謝され、なくてはならない仕事ですから、そのことを理解した上で、たくさんのことをお伝えしますので、しっかり受け止めてください」とあいさつ。顧客満足をいつも考えることや、脳の働きを知ることで仕事に生かすことの重要性などを伝えた。

 2日目以降は徹底した安全衛生教育を指導。現場に配属する前の座学を中心に作業開始時の点検、事故発生時における応急措置の方法などを確認した。

 なお最終日の閉講式では、修了証書が授与されるとともに安全衛生手帳が交付された。

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