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新潟県三条地域水道用水供給企業団

浄水場躯体整備は2カ年で半分を整備

2019/04/16 新潟建設新聞

 三条地域水道用水供給企業団(企業長=國定勇人三条市長)は本年度から2系浄水処理施設築造工事に着手する。制限付き一般競争を想定しており、建設地は降雪量が多いため、できるだけ早い時期の発注に向け準備を進めている。

 本年度当初予算に築造工事費2億4350万万円を計上したほか、2020年度を期間とする債務負担行為2億7712万円(限度額)を設定した。

 浄水処理施設はRC造83m×38mを想定。本年度から2カ年で躯体半分を整備し、21・22年度で残りを完成させる。上屋は23・24年度で建設し、設備工事は25年度以降に実施。1系、2系を合わせた全部供用は27年度を予定している。場所は三条市長野地内。

 2系の計画水量は1日当たり2万6300立方。施設概要は、浄水処理施設(RC造)が▽急速混和池30立方2池直列▽フロック形成池350立方2池▽傾斜板式沈殿池(前段池500立方、傾斜板沈殿池500立方)2池▽二次混和池80立方1池▽急速ろ過池30立方―。

 共同溝が▽管理本館から2系浄水処理施設L30m▽1系から2回浄水処理施設L30m―。

 場内配管は▽流入管φ800L20m▽流出管φ800L20m▽表、逆洗管φ500~800L50m▽配水管φ800L80m▽排泥管φ200L80m―で計画する。

 基本・実施設計はNJSが担当。

 また2系浄水場施設整備と平行して三条第一調整池も建設する予定で本年度予算に測量等委託費2210万円を計上した。容量は2000立方程度。

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