北陸地質調査業協会(平野吉彦理事長)は17日、新潟市内のホテルイタリア軒で2019年度通常総会を挙行した。
当日は任期満了に伴う役員改選が行われ、平野理事長の続投が決まった。平野理事長は「災害が発生すると、最初に入るのが地質調査であり、北陸地方の暮らしを陰で守っているのはわれわれ」とし、地質調査業の存在意義を強調した。副理事長には㈱興和の堀武夫氏ら2名が新たに選任された。
このほか、議事では前年度の事業報告や本年度事業計画などが上程。いずれの議案も全会一致で承認された。事業計画には▽地質調査業の社会的地位の向上と社会資本整備の推進▽地質調査技術の向上と担い手の確保・育成▽組織の強化―を図るべく、積極的な広報活動や行政との意見交換、産学官技術講習会などを盛り込んだ。
【写真=平野理事長、いずれの議案も全会一致で承認】