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新潟県新潟市

道路新設改良や維持に37億円を追加

2019/05/30 新潟建設新聞

 新潟市は6月13日から開会予定の6月定例市議会へ道路新設改良および直轄負担金などに37億500万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。

 国の社会資本整備総合交付金等の補助内示に伴い増額するもので、道路新設改良事業および直轄負担金に13億500万円、道路・橋梁維持費等に15億円、連続立体交差事業に9億円を追加する。

 道路新設改良事業では市道嘉瀬蔵岡線での姥ヶ山インターチェンジ関連工事やJR小針駅前広場の整備などに約10億円を充てる。直轄負担金では国道7号のほか、国道116号新潟西バイパス事業の地質調査に係る負担金などに約3億円を計上する。

 そのほか新津跨線橋補修事業の債務負担行為で2020~22年度まで限度額5億円を設定し、老朽化による補修工事をJR東日本に委託。

 寄付金を活用して海岸緑地改良事業では1700万円を投じ小針青山地区の飛砂対策を実施するほか、石油の世界館魅力向上事業では2226万4000円を計上するとともに全額で繰越明許費を設定。同施設の設備更新、映像製作等を実施する。

 再生可能エネルギー地産地消事業には500万円を充て、新田清掃センターで発電した電力を民間事業者と共同で設立する地域新電力会社を通じて市有施設への供給を行う。

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