新潟市水道局は3日、本年度の指定給水装置工事事業者表彰式を執り行い20社を表彰した。地域に根ざした良好な工事事業者の確保育成策として施工技術の向上と意欲の高揚を図ることを目的に毎年開催しており、今回で10回目となる。
本年度は▽水道管布設工事部門5社▽緊急修繕協力部門8社▽給水装置工事部門7社―の計20社が表彰の栄誉に輝いた。受賞者は、優良工事店として1年間工事看板や名刺などに優良工事店のロゴマークを使用することができる。
新潟市水道事業管理者の佐藤隆司局長は、本年10月に施行される改正水道法に触れ、「水道の基盤強化に官民連携や広域化などに加え指定給水装置工事事業者制度の改正も盛り込まれている。今後、ますます優れた技術者の確保育成が求められ、受賞者の皆さまには他の模範としてさらなる技術力向上に努めていただきたい」と要請した。
また受賞者を代表し、大二工業の加藤大二代表取締役は「市民の皆さまに安心安全な水を供給する水道事業の一助を担っていく。災害時はもちろん、市民の要請に迅速に対応し、事故防止に最新の注意を払いながら誠意を持って、さらなる品質および技術の向上を目指して、より一層努力する」と決意を述べた。
本年度の受賞者は次のとおり(※敬称略)。
◆水道管布設工事部門
◇大二工業
◇千代田設備
◇信越
◇環境システム
◇ノガミ
◆緊急修繕協力部門
◇中山工務店
◇西脇組
◇宏栄工業
◇三協工業
◇岩崎配管工事店
◇早川設備
◇木場建設
◇小木工業
◆給水装置工事部門
◇一不二配管工業
◇清水設備
◇協立工業
◇本間工業
◇エヌエス工業
◇徳永設備設計事務所
◇日の丸商会
【写真=本年度の優良工事店、佐藤局長、加藤代表】