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山梨市の軽スポーツ広場 10月ごろ着工へ

2019/06/12 山梨建設新聞

 山梨市は本年度、市民総合体育館(上石森地内)に軽スポーツ広場を整備する。テニスやグラウンドゴルフなどが楽しめるよう既存の広場を改修。併せて照明もLED化する。現在設計中で10月ごろの着工、年度内完成を目指す。市は当初予算に事業費として約2億円を計上した。

 現場は同体育館東の広場約0・5ha。現状土でゲートボールやグラウンドゴルフなどに使われている。今回の改修では全面に人工芝を敷き、テニスやフットサルもできるようにする。設計は峡東測量設計(同市)に委託。現在も設計中だが「テニスコートは少なくとも2面以上造りたい」(市生涯学習課)という。広場周りには新たにフェンスも設置する。

 このほか水銀灯9基をLED照明に替える。工事の規模や金額から「土木工事と分けて発注する可能性がある」(同課)。土木工事含め工期は5~6カ月程度を見込んでおり、遅くとも10月には着工したい意向。土木工事は一般競争を予定しており8~9月の入札になりそうだ。

 同課によると、同体育館の近くには民間が運営するテニスコートがあったが営業をやめたため、市民やスポーツ団体から整備を求める声があった。市はできるだけ早期に場所を確保するため既存施設を改修、活用することにした。同市は東京オリンピックでウエイトリフティングのドイツ代表の事前合宿地に決まっており、同体育館には3月、トレーニング施設(山梨建設・ちの工務店JVら施工)が完成した。


【写真=市民総合体育館の一角に整備する】

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