記事

事業者
新潟県阿賀野市

7月にもプロポで公告 「道の駅」の建築設計

2019/06/18 新潟建設新聞

 阿賀野市は2021年度にオープンを目指す「道の駅」建築施設設計業務の受託者をプロポーザル方式で選定する見通しだ。今後内部で詳細を詰め、早ければ7月ごろにも公告し、8月中の事業者選定、設計着手、本年度末の作業完了を目指す。



 当初、公園、駐車場などについての土木設計を先に進める予定だったが、内部で検討を行った結果、時間を要する建築設計を先に発注する運びとなった。

 道の駅整備計画によると、建築設計の対象となる施設は、農産物直売所約250㎡、飲食施設約300㎡、無料休憩コーナー約200㎡、子ども向け屋内休憩所(プレイルーム)約120㎡、授乳室等約30㎡、事務室約70㎡、附帯施設(電気室、倉庫、受水槽、身障者用駐車場上屋など)約250㎡、情報発信施設約140㎡、トイレ(約250㎡)男子トイレ小8、大4(洋式)、大型ブース1台、女子トイレ洋式21台、大型ブース1台の約250㎡の計1610㎡を想定。

 土木設計部分は公園(多目的広場など)約2万3000㎡、調整池約800㎡のほか、駐車場(約1万1300㎡)小型車133台、大型車13台、障がい者用2台、二輪車4台(小型車のスペース4台分を予定する。

19~20年度に造成工事、運営事業者の選定や建物詳細設計を行い、21年度に公園、建物整備工事を実施。21年度のオープンを目指す。

 運営事業者については、9月議会での条例整備の承認を目指しており、承認が得られれば、年内の事業者選定に向け、準備を進める方針。

 本年度当初予算では、設計業務委託料2187万円、造成工事費3億6160万円、用地購入費1億7850万円を計上している。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら