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国土交通省大宮国道事務所

大宮国道などが熊谷工業高校生招き現場見学会

2019/06/25 埼玉建設新聞

 大宮国道事務所は19日、熊谷市上之地先で工事が進められている国道17号熊谷バイパス上之地区交差点改良事業の現場に県立熊谷工業高校土木科の2~3年生約80人を招き、現場見学会を開催した。開催に際し三井住建道路、福田道路、日本道路、日本ファブテックが協力、舗装最新技術の学習、体験、最新のICT建設機械を間近で見た。

 一行はまず、パネルなどを見て概要の説明を受けた。続いて、舗装の最新技術について学んだ。一般舗装と遮熱性舗装では10度ほどの温度差があることを確認すると生徒たちは一様に驚いたようすを見せた。会場を移動して、最新のICT建機を目の当たりにし、目を輝かせていた。

 参加した多田真実子(ただまみこ)さんは「初めて道路の現場見学をさせてもらい、最新の機械を間近で見ることができた。県内の建設会社に入りたいと考えており、土木の現場監督の仕事に携わりたい」との希望を明かした。

 受け入れ側で、H31熊谷地区ほか舗装工事を担当する日本道路の和野剛ニ監理技術者は「舗装に関する質問が出るなど、前向きに現場を見てくれた。業界では若年層が減っており、今回をきっかけに建設業に入ってくれれば」と語った。


【写真=担当者から舗装技術の説明を受ける】

担当者から舗装技術の説明を受ける

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