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新潟県新潟市秋葉区

満日小跡売却プロポ10月に最優秀者特定

2019/07/06 新潟建設新聞

 新潟市秋葉区は、旧満日小学校の校舎棟と体育館棟の売却に向けた公募型プロポーザルを公告した。参加資格審査書類の提出は8月6日まで。8月21日~9月24日に計画審査および価格審査書類を受け付け、10月上旬にプレゼンテーションおよびヒアリング審査を実施して最優秀提案者を決定。12月定例市議会で売買契約の承認を諮る。

 売却対象の校舎棟はRC造3階建て、延べ床面積1864・52㎡。体育館棟がRC造2階建て、延べ床面積1020・66㎡、このほかW造平屋建ての倉庫2棟。福祉をテーマに災害時の避難所やコミュニティ協議会事務所などの地元活動の利用継続が条件で、売却基準価格には、土地と建物で1億7370万6000円を設定する。

 2017年度で閉校した同小学校跡の利活用に向けて実施したサウンディング型市場調査では、新和福祉会けやき福祉園から校舎1・2階部分を賃貸し、障害者の自立支援、活動交流の場として大麦を活用した6次産業化の加工施設や弁当配食サービスを運営するアイデアが寄せられた。またグラウンドについては満日福祉会から保育園を移転し、認定こども園の建設用地としての提案があり、昨年度までに売却済み。

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