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茨城県守谷市

守谷市が9月補正案に黒内小児童クラブ設計費1533万

2019/09/19 日本工業経済新聞(茨城版)

 守谷市は9月の市議会定例会に補正予算案を上程している。主なものでは、黒内小学校の児童クラブ増築に向けての設計に1533万4000円、市道211号線の拡幅に向けた測量に1078万円と設計に333万3000円、板戸井地内の消防器具置場兼詰所新設の設計に239万4000円を計上しているほか、来年度に保育所を新設する学校法人柴学園と㈱トゥインクルに対する補助金として3億7200万2000円を設定している。また、北園保育所の火災復旧費6155万円を、6月19日に専決処分したことを報告した。

 一般会計全体には6億6843万3000円を追加し、当初からの総額を247億3919万7000円とする。議会最終日はきょう19日。

 まず民生費では、黒内小(百合ケ丘2-2349)の児童クラブ設計に1533万4000円。現在は学校敷地内に2部屋と近隣の中央公民館敷地内に2部屋あるが、利用者の増加で不足していることから、中央公民館敷地内に4部屋分増築する。W造2階建て、延べ556・48㎡、定員160人を想定。工事は来年度発注する。

 保育所整備費補助金は、柴学園の「(仮称)ふれあいしおどめ保育園」(本町字篭山741-2ほか、定員90人、延べ499・59㎡、2020年10月開所)と、トゥインクルの「(仮称)momなないろ」(大柏字中坪521-1ほか、定員77人)に対するもの。柴学園が1億9488万3000円で、トゥインクルが1億7711万9000円。

 土木費では、市道211号線(立沢・百合ケ丘)の拡幅に向けての測量調査に1078万円と設計に333万3000円。発注の際は一括となるもよう。

 消防費では、板戸井1715の消防団車庫を器具置場兼詰所に建て替える計画で、設計委託料239万4000円を配分。規模はS造2階建て、延べ65㎡程度。工事は来年度に実施する。

 6月19日に専決処分した補正予算は、5月27日に松並地内の建築現場の火事で被害を受けた北園保育所の復旧費。外壁やガラス、空調機、受水槽、防犯カメラ、フェンス、蓄電池などに5791万9000円、大気・土壌調査に321万9000円を措置した。

 予算案のほかには、「御所ケ丘小学校校舎改修およびエレベーター棟増築建築工事」の請負契約締結についての議案も上程されている。契約相手はオオシン㈱(守谷市)で、契約額は4億5430万円。

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