石岡市のまちづくり協働課と農政課はこのほど、コミュニティセンター等個別施設計画案を取りまとめた。南台コミュニティセンター、杉並コミュニティセンター、鹿の子コミュニティセンター、関川地区ふれあいセンター、三村地区ふれあいセンターの5施設が対象で、2020~29年度までの各施設のあり方を示している。
まず南台コミュニティセンター(南台2-23-1)は、1997年度築、W造平屋、270・78㎡。このエリアは1人当たりの集会施設の面積が他の地区と比べて少ないことから、単独で存続させる。
建物はバリアフリー化が未完了であるため、大規模改修を計画する。2021年度に長寿命化の基礎調査と実施設計を行い、22~23年度に施工する。概算事業費は6769万5000円。
杉並コミュニティセンター(杉並2-1-2)は1979年度築、RC造平屋、471・95㎡で、石岡保健センターの一部を利用。老朽化はかなり進行している。
石岡保健センターの施設計画によると、将来的には移転や複合化による建て替えを検討するが、2020年度に基礎調査と実施設計をし、21~22年度に大規模改修に取り掛かるとしていることから、コミュニティセンターも併せて施工する見込み。概算事業費は1億1798万8000円。
鹿の子コミュニティセンター(鹿の子2-1-23)は02年度築、RC造平屋、110・26㎡。バリアフリー化などの大規模改修をして単独配置で存続させるが、県の所有物であるため、県と調整していく方針。
関川地区ふれあいセンター(井関37-1)と三村地区ふれあいセンター(三村1772)は、近くに類似機能を持つ城南地区公民館もあることから、他の施設との複合化とともに、民間譲渡による利活用も検討する。
【①南台センター②杉並センター③鹿の子センター】