建設業労働災害防止協会群馬県支部藤岡分会(富澤博邦分会長)と多野藤岡地区公共工事安全対策推進協議会(会長=中野忠俊藤岡土木事務所次長)、厚生労働省藤岡労働基準監督署(穂積常之署長)は25日、藤岡市内のみかぼみらい館を会場に第23回多野藤岡建設業労働災害防止大会を開催した。会員など約250人が一堂に会し、労働災害の撲滅などを誓った。
富澤分会長は「少しの油断が災害につながってしまう。施工に携わる皆さん一人ひとりが事故を決して起こさないという強い信念を持ち仕事に臨むことが重要。本日の大会を契機に無事故無災害で作業を進めてもらうようお願いする」と述べた。この後、中野会長や穂積署長があいさつし、労働災害防止を呼び掛けた。
来賓からは、藤岡市上下水道部の笠原豊部長が新井雅博市長から預かった祝辞を読み上げ、建設業労働災害防止協会群馬県支部の青柳剛支部長と藤岡土木事務所の八木寿一郎所長は労働安全の徹底を訴えた。
この後、藤岡労働基準監督署の品川伸一産業安全専門官が建設業における労働災害防止について講演した。引き続き、元林災防群馬県支部事務局長の尾崎佳彦氏による林業労働災害の発生状況等についてを演題とした特別講演が行われた。
なお、大会宣言は同分会二世会の塚本浩史会長が行った。