深谷市は渋沢栄一のアンドロイド(人間酷似型ロボット)を展示するための渋沢栄一記念館改修事業で、近く実施設計を委託。工事を12月ごろに発注する。工事費3000万円は9月議会で確保した。
深谷市に生まれ「近代日本経済の父」といわれる渋沢栄一に関する資料を展示する同記念館は1995年開館。改修は2階南側に位置する和室部分で面積50㎡程度を計画している。アンドロイドは等身大の立位。洋装で70歳くらいを再現する考え。2020年4月に一般公開を予定。
なおアンドロイドは2体製作し、2体目については等身大の座位。和装で80歳くらいを再現して、22年春に旧渋沢邸「中の家(なかんち)」での公開を目指す。