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長野県松本市

松本看護大学新設で新校舎支援

2019/11/20 長野建設新聞

松本市は、松本短期大学を運営する学校法人松本学園(銭坂理事長、松本市笹賀3118)が4年制大学として新設を計画している(仮称)松本看護大学について、同学園から財政的支援の要望書が提出されたことから、財政的支援を検討する考えを明らかにした。

これは、19日に開かれた市議会総務委員協議会で市が報告したもので、同学園は10月下旬に文部科学省へ大学設置認可申請を提出、来年8月の大学設置認可を目指している。

報告によると同学園は、2021年4月1日の開設を目指し、1学年70人の4年生看護大学を設置するもの。それに伴い新たに校舎を新築する。新校舎の規模はRC造2階建て、延べ床面積1151.10㎡。また既存の成人看護実習室と母性・小児看護実習室を改修する。これらの建設費や機械・器具等購入費、図書・学術雑誌購入費を合わせた総事業費は概算で6億4292万7000円を想定している。

建設スケジュールは、来年4月に新校舎建築工事に着工し、2021年2月の新校舎竣工を目指す。

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