ＭＥ（メンテナンス・エキスパート）を育成するＭＥ新潟養成講座の修了生でつくるＭＥ新潟の会（荒木克会長）は16日、新潟市秋葉区の矢代田小学校５年生と一緒に、災害図上訓練「ＤＩＧ」を実施した。

　「ＤＩＧ」はDisaster（災害）・Imagination（創造力）・Game（ゲーム）の頭文字をそれぞれとった災害図上訓練で、参加者が地図を囲んで避難所や危険箇所を指摘して防災対策を検討するもの。

　地域、通学路ごとに７グループに分かれて用水路や傾斜地、狭い道など、危険な箇所を相談。ハザードマップと比較して浸水や土砂崩れなど、自分たちの地域に潜む災害の危険性や避難方法を確認した。

　ＭＥ新潟の会の嵯峨山航氏は「洪水など自然災害で自分の地域は、どこが危ないのか、少しでも分かってもらいたい。子どもから大人へ、大人から地域に広まり、あわせて土木の仕事が地域を守っていることも知ってほしい」と語った。

【写真＝みんなで危険箇所を相談】