記事

事業者
茨城県稲敷市

稲敷市は12月補正で新利根中空調更新工事に1億703万

2019/12/19 日本工業経済新聞(茨城版)

 稲敷市の補正予算案が17日、承認された。主なものでは、債務負担行為で新利根中学校の空調更新工事に1億703万円と市民プールの基本構想設計に280万5000円を設定したほか、下水道事業会計で台風による修繕に1565万円などを計上した。

 債務負担行為の新利根中空調工事は、管理・普通教室棟で空調機器(28台)と全熱交換機(35台)を更新する。来年2~3月にも一般競争入札で発注し、9月中に竣工させる計画。

 同じく債務負担行為で、市民プールの基本構想設計業務に280万5000円。近年の猛暑により屋外プールでは熱中症の危険性があることから、児童や生徒など市民が利用する屋内プールを新設するために策定するもの。来年1~2月にも指名競争入札で発注となる見込み。なお建設地は新利根庁舎の跡地が濃厚。

 総務費では、旧君賀コミュニティセンターの空調改修に455万3000円と、旧あずま南小のコンデンサー撤去工事に38万円を配分。

 教育費では小学校6校の防火シャッター修繕に220万6000円を措置。

 農林水産業費では、羽賀地区の竹林伐採(A0・14ha)に129万8000円を充当。

 下水道事業会計では、収益的支出で台風15号などで被災した設備の修繕に1565万円。そのうち、あずま浄化センターのフェンス修繕には約400万円を付けた。年明けに指名競争入札で発注となる。

 そのほか、処理場全11カ所の設備修繕に422万4000円、県土地改良事業団体連合会が実施している維持管理診断調査に226万6000円を追加。

 さらに資本的支出で、農業集落排水の全8処理場の設備更新に749万9000円と、東処理区のマンホールポンプ(2カ所)や通報装置などの交換に714万4000円を盛った。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら