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長野県,(社)建設コンサルタンツ協会関東支部長野地域委員会

初の講習会 県職員や学生も/信州BIM/CIM推進協議会

2019/12/27 長野建設新聞

 信州BIM/CIM推進協議会は24、25日、技術者育成に向けた初の講習会を長野市の長野工業高等専門学校で開催した。建設コンサルタンツ協会関東支部長野地域委員会(以下、建コン)の会員のほか、県職員や長野高専生も参加。BIM/CIMに関する知識を深めた。

 同協議会はBIM/CIMに関する知識・技術の習得や若手技術者の育成を目的として今年10月に設立。県、建設コン、信州大学工学部、長野工業高等専門学校、国土交通省関東地方整備局長野国道事務所の官学民5者で構成する。

 開会に当たり建設コンの中嶋孝満会長は「今後、モデル事業の実施も予定される中で、修了証が発行されるこの講習会は非常に重みがある。しっかりと学び、身に付け、これからのBIM/CIMを担う技術者になってほしい」と期待した。

 講習会ではCivilユーザ会の藤澤泰雄代表理事と竹重和馬氏が講師を務め、CIM向けソフトウェア「InfraWorks」の基本操作などを説明した。

 講習会は今後1、2月に各2日間開催。計6日間受講した者には同協議会から修了証が交付される。

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