小千谷市でこのほど、小千谷市総合体育館を会場に第5回「おぢやしごと未来塾」が開かれた。キャリア教育推進事業の一環として企画政策課が開催。市内の中学1・2年生600人が参加し、地元の産業や企業の魅力について学んだ。
ことしは小千谷市に本社や事業所を構える41企業と県内の8大学、1専門学校がブースを設置。パネルや写真、動画、自社製品等を展示し、それぞれが工夫を凝らした方法で自社の独自性をアピールした。
このうち建設業からは北越舗道、秀和建設、中澤建工、フジクリエイト、柳田工業が出展。
女子生徒3人のグループに地震に強い家の特徴を説明した中澤建工は「男子、女子とも大工を希望する子は少ない。建築よりもインテリアや設計などの内装に興味のある子が多い」と生徒たちの指向を分析。出展に対する期待として「若い子はなかなか続かない。少しでも建築に興味を持ってほしい」と語った。
【写真=建築業の魅力をPRした】