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魚沼醸造が水の郷工業団地取得へ

2020/01/17 新潟建設新聞

 マルコメ㈱グループの魚沼醸造㈱(青木時男会長、魚沼市十日町1791-10)が、魚沼市内にある水の郷工業団地3・5haの取得を計画していることが分かった。11月27日には同市と立地に係る基本協定を締結した。具体的な用地の取得時期や活用方法など同社では「現在のところ未定」としている。

 同社は、米こうじやこうじ甘酒の生産、発酵食品の情報発信拠点として2019年3月に同団地内に開業。約83億円を投じ、清水建設の設計・施工でS造2階建て、延べ床面積1万436・57㎡の世界最大級の米こうじ工場を建設している。

 今回、取得を計画するのは未分譲となっていた同工場の隣接地で、水の郷工業団地での本格的な米こうじ事業の拠点拡張に着手するもよう。

 市では今後、整地した後に売却する方針で、おおむね1年後の12月ごろをめどに、売買仮契約の締結および議会での承認を諮りたい考えだ。


【取得交渉中の水の郷工業団地】

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