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大建建設が新分野受賞、事業主体を民間建築へ

2020/02/04 新潟建設新聞

 新潟市東区に本社を置く㈱大建建設(高橋秀彰社長)は、2016年から不動産事業を本格的に展開している。これまで、15年に新潟市優良工事表彰を受賞するなど、事業主体を公共事業に100%注力してきた。新たに不動産事業を開始後、公共工事オンリーから民間建築のみに方針転換。19年9月末決算で公共工事100%時の年商約11億円に並び、1月27日に19年度新潟県建設業新分野進出優良事業として表彰された。

 新分野表彰式では、高橋社長が「新しい事業に挑戦し、県から表彰を賜ることができたのは、社員のモチベーションも上がる。お客様により良いサービス、ベストなご提案ができるように心のこもった営業を続けていきたい」とサービス精神の重要性を強調した。

 県土木の中田一男部長は「自宅が老朽化した時、建て替え、リフォーム、引っ越しなど幅広く相談に応対し、顧客も安心して頼れる」と評価。その上で「20年間継続している地域清掃活動にも大変感謝している。少子高齢化が進み空家が増加する中、地域全体のリフォーム、活性化に向けて頑張ってほしい」とエールを送った。

 同社の不動産事業、ダイケン不動産では土地探しや取得を行い、設計、建設までワンストップで家屋の建て替えを行う。規模は大、小様々で、現在はリフォーム事業で年間約8億円、不動産事業で3億円を売り上げる。


【写真=記念撮影する高橋社長(右)と田中部長】

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