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つくば市が当初予算案に(仮)みどりの南小の用地費と設計費

2020/02/05 日本工業経済新聞(茨城版)

 つくば市(五十嵐立青市長)は4日、記者会見を開き、2020年度の当初予算案の概要を発表した。主なものでは、(仮称)みどりの南小学校建設事業に11億5275万2000円、小中学校増築校舎建設事業に8億5409万1000円、市道新設改良工事に5億6059万5000円、公園建設事業に3億8591万5000円、放課後児童クラブ建設事業に2億891万2000円、フットボールスタジアムつくばの人工芝張替事業に1億7609万9000円を予算化している。

 一般会計の総額は、前年度比0・6%増の885億2500万円で過去最大となったが、普通建設事業費はクリーンセンター基幹的設備改良事業や新谷田部学校給食センター建設事業の終了によって、同27・4%減の105億6632万1000円。

 学校関係では、みどりの地区の児童増加に対応するために24年4月開校を目指して新設する(仮称)みどりの南小学校について、用地(A3万1498・88㎡)の購入に10億7845万9000円。

 また、基本・実施設計(2億1776万6000円)や地質調査(770万円)、貯留浸透施設の設計(391万6000円)の合計2億2938万2000円を2カ年継続費としている。内訳は20年度が6881万5000円、21年度が1億6056万7000円。

 同じく児童生徒の増加に対応するための小中学校増築校舎建設事業には8億5409万1000円。内訳は葛城小の工事費が7億8705万円、栗原小の設計が2168万1000円、手代木中の設計が1808万4000円。

 放課後児童クラブ建設事業には2億891万2000円。工事費は上郷が9465万5000円、茎崎第一が3484万8000円、柳橋が4816万9000円。そのほか葛城、今鹿島、竹園東の3カ所は設計を行う。

 さらには、吾妻東児童館の屋根外壁改修に3191万1000円、竹園西児童館の屋根外壁改修に2583万9000円、二の宮・松代・谷田部・竹園東の4児童館のエアコン設置工事に5369万8000円を配分。

 道路関係では、維持管理事業で通学路等除草委託に2億2962万5000円と補修工事に7億7307万円のほか、新設改良工事(26路線、L3920m)に5億6059万5000円、(仮称)つくばスマートICの用地購入(A1万2966㎡)に2億2635万6000円と建設負担金7488万円、自転車通行帯整備工事(竹園、L1723m)に5540万円を措置している。

 そのほか、萱丸・トンボ池の用地取得に2億8106万8000円、萱丸地区近隣公園の造成に8350万円、フットボールスタジアムつくばの人工芝張替工事に1億7609万9000円、茎崎こもれび六斗の森のサニタリー棟建設工事に8416万1000円、つくばセンタービルへの公共施設整備に向けた基本計画に990万円を計上している。

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