記事

事業者
その他記事(民間)

150人が労働災害撲滅誓う/道建協北陸支部等の安全講習会

2020/02/08 新潟建設新聞

 日本道路建設業協会北陸支部、新潟県アスファルト合材協会共催による安全講習会が5日、新潟市内の新潟東映ホテルで開かれた。会員企業などから約150人が出席し、無事故無災害を誓った。

 両団体を代表し、日本道路建設業協会北陸支部の海野正美支部長が登壇。防災・減災対策への期待の高まりを実感する一方、喫緊の課題である担い手確保に向けた働き方改革と生産性向上の推進に加え、安全な就労環境の構築を強く訴え「安全をないがしろにしては企業の存続はなく、健全な建設界の持続などを語る資格もない。無事故無災害を掛け声倒れにすることなく、それぞれが自分事として真剣に取り組んでいただきたい」と呼び掛けた。

 その後、講習へと移り、北陸地方整備局企画部工事品質調整官の岡田茂彦氏が「工事の安全管理と最近の話題について」を演題に、管内の事故発生状況や具体的な事例を紹介したほか、建設工事公衆災害防止対策要綱の改正内容も解説した。また、新潟県労働衛生医学協会教育研修部専務理事の大西金吾氏が「明るい職場づくりを目指して~安全と衛生」をテーマに講義を行った。

 休憩を挟み、事例発表が行われ、北陸地方整備局の安全管理優良受注者局長表彰を受賞した加賀田組新潟支店の現場代理人・阿部悟氏が「白根バイパス 6―1工区舗装その2工事」の現場における安全対策などを披露した。

 これらのほか、両団体が実施した安全パトロールの結果も報告された。


【写真=海野支部長、約150人が安全管理への意識を高めた】

記事資料 記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら