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新たなME44人が誕生

2020/02/08 新潟建設新聞

 ME(メンテナンス・エキスパート)を養成するインフラ再生技術者育成新潟地域協議会(会長=丸山久一長岡技術科学大学教授)の第7回シンポジウムが3日に新潟市中央区で開かれ、新たに誕生したME6期生44人に認定書が授与された。

 6期生は、インフラの点検や維持管理手法に関する知識と技術が問われる修了試験に合格し、晴れてMEに認定された。ME新潟の資格保有者は1~6期生を合わせて221人となる。

 丸山会長は「効率的にインフラを守り続けるためには、地域の中に知識を持った資格者が複数いることが重要。MEが500人いれば、ある程度、移動や転勤で担当が替わっても対応できる。まだ3分の1」とさらに先を見据える。

 またME認定者で組織するME新潟の会も大所帯となり、今後は、上・中・下越地区の部会や各種委員会を立ち上げ、引き続き技術講習会や防災学習、地域での清掃活動などを展開する。

 このほか同日のシンポジウムでは、長岡技術科学大学の熊倉俊郎教授から「地球温暖化と気象災害」、県土木部の新井一仁主査より「市町村における橋梁直営点検の実例」をテーマに特別講演が行われた。


【写真=新たに44人が認定】

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