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違反事例等を学ぶ/建コン協北陸支部が独禁法遵守講習会

2020/02/20 新潟建設新聞

建設コンサルタンツ協会北陸支部(寺本邦一支部長)は17日、新潟市内の興和ビルで本年度の「独占禁止法等遵守に関する講習会」を開いた。当日は会員企業などから67人が出席し、不当な取引方法、具体的な違反事例などについて学んだ。

冒頭、寺本支部長は大規模災害の頻発や激甚化を踏まえ、インフラ整備のさらなる充実と防災・減災に資する建設コンサルタントの社会的使命を強調。そのためにもコンプライアンスの倫理観を持った活動を実践し、社会の信頼の維持・向上に努めていく必要性を訴えた。

その後、講演へと移り、公正取引委員会事務総局取引部相談指導室の松浦弘和氏が「独占禁止法の概要と最近の事例」を演題に講義を展開。松浦氏は独占禁止法違反事例の処理状況や禁止行為を説明するとともに、建設関連業務の違反事例を具体的に示すなどし、不当な取引の排除・根絶を求めた。


【写真=寺本支部長、約70人が出席した】

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