新潟県設備設計事務所協会（渋谷周策会長）の第61回臨時総会が17日、新潟市内のＡＮＡクラウンプラザホテル新潟で開かれた。

　冒頭、あいさつに立った渋谷会長はＢＩＭへの取り組みに意欲を示し、今後の講習会のテーマにＢＩＭを取り上げることを明言。国がＢＩＭの導入に向けた環境づくりを進めていることを踏まえ、業界としても積極的に取り組んでいく必要性を強調した。

　その後、議事へと移行。２０２０年度事業計画書案や同収支予算書案が審議され、いずれも多くの拍手をもって承認された。20年度は業界の５年、10年先を見据えた計画的な活動を推進するとし、建築設備技術者の存在と現状を「見えやすくする」ことを目的に引き続き、建築設備士の資格取得のための勉強会や工業関係高校などへの出前ＰＲ講座を予定している。

　なお、同会場では臨時総会に先立ち、第４回技術講習会も開催された。

【写真＝本年度事業計画など審議】